iPhoneに登録している「連絡先」のデータを取り出して、パソコンで使いたいと思ったことはありませんか?
ネットで検索するといくつかの方法が見つかりますが、このページでは操作がカンタンな無料アプリ「My Contacts Backup」を使った方法を、画面を使って詳しく説明します。
概要

iPhoneとパソコンをつないでiTunesを立ち上げても、「連絡先」のデータは取り出せません。
そこで、ネットで検索するといくつかのWindows/Mac用のソフトが見つかりますが、料金がかかったり、よくわからない会社のソフトはセキュリティ的に心配、といったデメリットがあります。
一方、ここで紹介する「My Contacts Backup」は、無料アプリであり、アップル公式のApp Storeで配布しているという点で安心感がある、というメリットがあります。
手順
大きく分けて、次の3段階の手順があります。
アプリ「My Contacts Backup」のインストール
連絡先データのエクスポート
全10Step
Step 1
iPhoneのホーム画面から、「My Contacts Backup」をタップして起動します。
Step 2
アプリが起動したら、①のようにiPhoneに登録されている連絡先の数が表示されます。
このサンプル画面では4443件が登録されています。
では、出力先のファイル形式を設定するので、②の歯車のアイコンをタップします。
Step 3
「Settings」の画面が開いたら、①の「Type」の行をタップします。
Step 4
「Export Type」の設定画面が開いたら、①の「CSV (Excel)」を選んでから、②の「完了」をタップします。
Step 5
「Settings」の画面に戻ったら、①の「完了」をタップします。
設定関係はここまでです。
次からは、データの出力をします。
Step 6
My Contacts Backupの基本画面に戻ったら、①の「Export」のボタンをタップします。
Step 7
Export実行中に図のようなWarning(警告)が出たら、①の「OK」をタップします。
英語の部分の意味は、以下のとおりです。
連絡先のプロフィール写真のため、バックアップファイルのサイズが大きすぎます。
サイズが大きすぎる場合、メールプロバイダーが添付ファイルをブロックすることがあります。
プロフィール写真を除外しますか?
Step 8
図のように「Email」のボタンが表示されたら、データ出力が完了です。
データをメールで送信するので、①の「Email」ボタンをタップします。
Step 9
図のようにメール送信画面が表示されたら、①に送信先のメールアドレスを入力してから、②の上向きの矢印のアイコンをタップします。
もしも送信したくない場合は、③の「キャンセル」をタップします。
Step 10
図のような画面が表示されたら、メール送信の完了です。
①の「OK」をタップしてから、アプリを終了します。
引き続いて、メール送信されたファイルを確認する手順となります。
エクスポートしたデータを確認する
全3Step
Step 1
メール送信されたファイルを確認してみます。
以下は、Gmailで受信したものです。
このファイルをダウンロードして開いてみます。

Step 2
ファイル形式は拡張子CSVのテキストファイルなので、Windowsの「メモ帳」やMacの「テキストエディット」などで開くことができます。
以下は、Macのエディタアプリ「CotEditor」で開いたところです。

Step 3
また、CSVファイルといえばExcelで使う場合が多いと思います。
以下はMac版のExcelで開いたところです。
文字化けしないように、文字コードがUnicode(UTF-8)で開くようにしてください。

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