iPhone/iPadでTwitterに埋め込まれている動画を、動画ファイルとしてダウンロードする方法を図解入りで説明します。
標準アプリSafariを使うだけなので、追加アプリを入れる必要もなく、無料で使えます。
このページの内容は、以下の環境で検証しています。
- OS:iOS 16.2
- 端末:iPhone SE(第二世代)
- Twitterアプリ:バージョン9.38
概要
ここで紹介する方法は、Webブラウザの「ブックマークレット」という機能を使います。
「ブックマークレット」とは、「ブックマーク」から呼び出せるシンプルなプログラムのことです。
プログラムとは言ってもユーザーが作る必要はなく、ネット上で公開されているものを呼び出すだけです。
呼び出すプログラム(ブックマークレット)は、SYNCERというIT関連のサイトで公開されているものを利用します。
ということで、このページで紹介する方法は、以下の流れとなっています。
①は事前準備に当たるため最初は操作が必要ですが、2回目以降は②と③の操作だけでOKです。
① ブックマークレットをSafariの「ブックマーク」に追加
以下からの説明では、iPhone・iPad標準Webブラウザの「Safari」を使います。
Google Chromeなどの他社製のブラウザでも可能と思いますが、ここでは説明を省略します。
▶︎ 以下のリンクをクリックして、ブックマークレットを公開している「SYNCER社」の「Twitterの動画を保存するためのURL変換器」のページを開きます。
▶︎ ページが開いたら、見出し「ブックマークレット」の下にあるコード部分をタップします。
タップすると、クリップボードにコピーされます。
▶︎ ここまででクリップボードにコピーしたブックマークレットを直接「ブックマーク」に追加できれば良いのですが、iPhone/iPadのSafariでは出来ません。
よって、ダミーの「ブックマーク」を追加してから、それを編集してブックマークレットを登録します。
ではまず、Safariのアイコン「ブックマーク」を長押し(ロングタップ)します。
▶︎ 図のようにポップアップメニューが表示されたら、項目「ブックマークを追加」をタップします。
▶︎ ブックマーク追加の画面が表示されたら、タイトルと場所を必要に応じて変更してから、右上の文字「保存」をタップします。
ここまでで、ダミーのブックマークが登録できました。
▶︎ ここからは、直前に保存したダミーのブックマークを編集します。
Safariのアイコン「ブックマーク」をタップします。
▶︎ ブックマークの一覧が表示されたら、ダミーで登録したブックマークを長押し(ロングタップ)します。
▶︎ ポップアップメニューが表示されたら、項目「編集」をタップします。
▶︎ 画面「ブックマークを編集」が表示されたら、URLの部分をタップします。
そうするとバッテンマークが表示されるので、表示されたらタップしてURLを削除します。
▶︎ URLの部分が空白になったら、ロングタップ(長押し)して、ポップアップメニューから項目「ペースト」をタップします。
▶︎ 図のようにブックマークレットがペーストされたら、キーボードのボタン「完了」をタップします。
▶︎ ブックマークの一覧の画面に戻ったら、ブックマークの編集は完了です。
画面右上の文字「完了」をタップして、画面を閉じます。
この次の章からは、実際にTwitterの動画をダウンロードします。
② Safariの「ブックマーク」からブックマークレットの呼び出し
ブックマークレットを呼び出すには、TwitterをSafariで開く必要があります。
Twitterを専用アプリで開いている場合は、各アプリの「共有」機能からSafariを開いてください。
以下からは一例として、Twitter公式アプリからSafariを開いて、ブックマークレットを呼び出す操作方法の説明です。
▶︎ 動画を含むツイートで、アイコン「共有」をタップします。
▶︎ 画面に「ツイートを共有」が表示されたら、アイコン「共有する」をタップします。
▶︎ 画面に共有メニューが表示されたら、項目「Safariで開く」をタップします。

▶︎ 図のようにSafariでツイートが表示されたら、ブックマークアイコンをタップします。
▶︎ ブックマークの一覧が表示されたら、先に登録しておいたブックマークレットをタップします。
▶︎ ブックマークレットが呼び出されて分析が始まるので、ポップアップ画面で「URLを調べています。」が消えるまでの数秒間待ちます。
▶︎ 分析が終わったら、画面を下にスクロールして、見出し「統合ファイル(mp4)」を探します。
探せたら、次の章でダウンロード方法を説明します。
ちなみに、このときにmp4のファイルリンクをタップすると、動画の再生画面が表示されてダウンロードができません。
③ 動画ファイルのダウンロード
ここからの操作の前提として、前章まででURLの分析が終わってmp4のリンクが表示された状態とします。
▶︎ ダウンロードしたい動画ファイル、拡張子がmp4のリンクをタップしたまま少しだけ上にスワイプします。
以下は例として、320×568のmp4でやってみます。
▶︎ ポップアップメニューが表示されたら、項目「リンク先のファイルをダウンロード」をタップします。
▶︎ ダウンロードが完了すると、Safariのアドレスバーの横のダウンロードアイコンの色が反転します。
そうなったら、アイコンをタップします。
▶︎ ポップアップ画面が表示されたら、項目「ダウンロード」をタップします。
▶︎ ポップアップ画面でダウンロード一覧が表示されます。
一覧の右にある虫眼鏡アイコンをタップすると、ファイルの保存場所が表示されます。
▶︎ 図のように、動画ファイルの保存場所が表示されました。
以上で、動画のダウンロードの説明となります。
まとめ
iPhone/iPadでTwitterに埋め込まれている動画を、標準アプリSafariだけで動画ファイルとしてダウンロードする方法を図解入りで説明しました。
私が最近使っている、オススメのモバイルバッテリーを紹介します。

気に入っているのは、次の点です。
- 容量が10,000mAhあるので、iPhoneなら3回ぐらい充電できて、なかなか減らない印象がある
- iPhoneより一回り大きいが、厚みが薄いので、意外と持ち運びに気にならない
- 半年以上ひんぱんに使っているが、劣化した感じがしない
- USB Type-Cコネクタがバッテリーへの充電と、スマホへの給電の両方に使える
- 本体にスジ状の波が付いているので、滑り落としにくい
一方、デメリットは次の点です。
- 同類の他社メーカー製より値段が高い
- 容量が大きいので、満充電には時間がかかる
同様の他社メーカーの製品も何度か買いましたが、「これ本当に10,000mAhあるの?」とか、経年劣化が見られたので、今では信頼の実績のAnkerだけを買うようになりました。
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