iOS 16以降のiPhoneで、ロック画面から壁紙を設定する方法を説明します。
iOS 16からはロック画面のカスタマイズが可能となっていますが、それの一環として壁紙の設定をすることができます。
「壁紙セット」という考え方
iPhone/iPadでは「ロック画面」と「ホーム画面」の2ヶ所に壁紙が設定できます。
このページでは、説明をわかりやすくするために、ここから後は「ロック画面」と「ホーム画面」を合わせた壁紙設定を「壁紙セット」と呼ぶことにします。
なお、この言葉は個人的な造語で、一般用語ではありません。
壁紙セット=「ロック画面」と「ホーム画面」を合わせた壁紙設定
iOS 16以降では、今までの「壁紙セット」の履歴を表示したり、ワンタッチで再設定が可能となっています。

今まで使った「壁紙セット」を設定する場合
▶︎ iPhoneの電源が入った状態から、画面の上から下にスワイプして、ロック画面を表示します。
▶︎ ロック画面が表示されたら、通知などが何も表示されていない壁紙の部分を長押し(ロングタップ)します。
▶︎ ロック画面の設定画面が表示されます。
以下の図の四角で囲んだ部分は、今までに設定されたロック画面の壁紙が表示されています。
▶︎ この部分を左右にスワイプすると、今までに使ったロック画面の壁紙が表示されます。
(以下は参考動画です。)
▶︎ 表示している壁紙をタップすると、そのロック画面の壁紙の「壁紙セット」が設定されます。
▶︎ 下のように、今までに使った「壁紙セット」が設定されました。
「壁紙セット」によっては「ロック画面」「ホーム画面」ともに同じ壁紙の場合もあれば、違う場合もあります。
新しい「壁紙セット」を作って設定する場合
▶︎ iPhoneの電源が入った状態から、画面の上から下にスワイプして、ロック画面を表示します。
▶︎ ロック画面が表示されたら、通知などが何も表示されていない壁紙の部分を長押し(ロングタップ)します。
▶︎ ロック画面の設定画面が表示されます。
以下のいずれかの方法で、新しい壁紙セットを作ります。
- 画面右下にある、
ボタンをタップ
- 画面を一番右までスワイプして表示される、
ボタンをタップ
▶︎ 画面が「新しい壁紙を追加」に切り替わったら、いろいろな種類の壁紙が設定できます。
▶︎ ここでは、次のステップで「写真」から設定してみます。

取り急ぎ、「写真」を設定したい人は、次の▶︎表示のステップに進んでください。
(以下のクリックで開閉する部分の中は、時間があるときに読んでもらっても構いません。)
ここで設定できる壁紙の種類は非常に多く、一見わかりづらいものとなっています。
そこでここでは、以下の図の四角で囲んだ【a) アイコン部分】と、【b) それ以外の部分】に、大きく2つに分けて説明します。

【a) アイコン部分】
種類 | 内容の説明 |
---|---|
写真 | アプリ「写真」の中から壁紙が設定できます |
写真シャッフル | アプリ「写真」の中からシャッフルで壁紙が設定できます |
絵文字 | 絵文字を使った壁紙が設定できます |
天気 | 現在地の天気予報を壁紙に設定できます |
アストロノミー | グーグルアースのような、地球や月などの俯瞰図が表示できます |
カラー | グラデーションの付いた単色のカラーを壁紙に設定できます |
【b) それ以外の部分】
種類 | 内容の説明 |
---|---|
おすすめ | 以下のユニティや絵文字などから、おすすめの壁紙が表示されます |
提案された写真 | 保存されている写真の中から、おすすめの壁紙が表示されます |
天気とアストロノミー | 天気とアストロノミーを組み合わせた壁紙が表示されます。 |
ユニティ | 黒人の歴史と文化を讃える壁紙が表示されます |
絵文字 | 絵文字を使ったカラフルな壁紙が表示されます |
コレクション | シンプルな幾何学模様を使った壁紙が表示されます |
カラー | シンプルな色の壁紙が表示されます |
▶︎ では、ここで「写真」を設定してみます。画面上部のアイコン「写真」をタップします。
▶︎ 写真を選択する画面が表示されるので、壁紙に設定したい写真をタップして選択します。
ここでは、以下の図の矢印が指し示している菜の花の写真を選択してみます。
▶︎ 写真が拡大表示されたら、右上のボタン「完了」をタップします。
▶︎ 画面の下から以下のようなポップアップ画面が表示されたら、必要に応じてどちらかをタップします。
- 壁紙を両方に設定
- ホーム画面をカスタマイズ
上段を選ぶと、その名の通り「ロック画面」と「ホーム画面」の両方とも同じ壁紙が設定されます。
下段を選ぶと、それぞれ別々の壁紙が設定されます。
以下のリストをクリックすると、それぞれの操作方法の説明にジャンプできます。
- ①
- ②ロック画面の設定画面に戻ったら、ホームボタンを押すなどして、ホーム画面を表示してみます。
- ③
- ①
- ②画面の下に複数のアイコンが表示されるので、必要に応じた設定を行います。
ここでは、次の③のステップで「写真」を設定してみます。
取り急ぎ、ホーム画面に「写真」を設定したい人は、次の③のステップに進んでください。
(以下のクリックで開閉する部分の中は、時間があるときに読んでもらっても構いません。)
画面下部の各種アイコンの説明画面下部の各種アイコンの説明です。
項目 設定内容 ペアリング 「ロック画面」と「ホーム画面」を同じ壁紙に設定します カラー 単色の壁紙を設定します
(参照:補足説明A)グラデーション 単色でグラデーションありの壁紙を設定します
(参照:補足説明A)写真 好きな写真を壁紙に設定します ぼかし ぼかし無しか、ぼかし有りか、どちらか設定できます
(参照:補足説明B)
補足説明A
「カラー」と「グラデーション」の違いですが、同じ色を設定した場合でも、それぞれ次のような表示の違いがあります。
補足説明B
「ぼかし無し」と「ぼかし有り」の違いですが、同じ写真を設定した場合でも、それぞれ次のような表示の違いがあります。
「ぼかし無し」は、次のメリット・デメリットがあります。
- メリット:写真がクッキリ見える
- デメリット:アイコン下の文字や時刻などの文字が見づらい
よって、ケースバイケースで「ぼかし無し」「ぼかし有り」を使い分けるのが良いでしょう。
- ③
- ④
- ⑤
- ⑥
- ⑦
- ⑧ロック画面の設定画面に戻ったら、ホームボタンを押すなどして、ホーム画面を表示してみます。
- ⑨
まとめ
iOS 16以降のiPhoneで、ロック画面から壁紙を設定する方法を説明しました。
当サイトでは、このページの内容と関連した、壁紙の設定方法の記事があります。
コメント