iPhone/iPadのSafariで表示したページの履歴を削除したり、履歴を残さずにページを表示する方法を紹介します。
さらに、iPhone/iPad/Mac間の履歴の同期、iCloudのSafari同期の設定について紹介します。
iPhone/iPadのSafariでは、およそ1ヶ月以内の閲覧履歴が保存されています。
Safariの履歴削除の方法の一覧
①②は履歴を後から削除する方法で、③は最初から履歴を残さない方法です。
方法 | 削除対象 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
① 1件ずつ削除 | ・1件ずつ | 1件ずつ削除できる | 件数が多い時は、 手間がかかる |
② まとめて削除 | ・すべて ・今日と昨日 ・今日 ・直近1時間 | まとめて削除できる | 例えば、 今日の履歴でこれは残す、 といったことができない |
③ プライベートウインドウ | – | 最初から履歴を残したく ないときは、 ベストの方法 | 特になし |

ここで注意点を一つ。
①②で履歴を削除すると、iCloudでSafari同期している全てのデバイスから削除されます。

iCloudのSafari同期については、以下の章を参考にしてください。
① Safariの履歴を1件ずつ削除する方法
▶︎ iPhone/iPadのSafariの画面で、画面下のアイコン「ブックマーク」をタップします。
▶︎ 画面の下から、「お気に入り」「リーディングリスト」「履歴」のタブが表示されるので、「履歴」をタップします。
▶︎ 履歴一覧が表示されます。
操作しやすいように、履歴一覧のリストを上に向かってスワイプします。
▶︎ 履歴一覧のリストの中から、削除したい項目を左に向かってスワイプします。
▶︎ 項目の右に「削除」と赤く表示されるので、タップします。
確認画面などは表示されないので、間違って削除しないように注意してください。
▶︎ 履歴一覧から削除されたら、削除完了です。
② Safariの履歴をまとめて削除する方法
▶︎ iPhone/iPadのSafariの画面で、画面下のアイコン「ブックマーク」をタップします。
▶︎ 画面の下から、「お気に入り」「リーディングリスト」「履歴」のタブが表示されるので、「履歴」をタップします。
▶︎ 履歴一覧が表示されます。
画面右下の文字「消去」をタップします。
▶︎ メニュー項目が表示されるので、削除対象をタップします。
- すべて
- 今日と昨日
- 今日
- 直近1時間
③ 履歴を残さずにSafariを使う「プライベートウインドウ」
▶︎ iPhone/iPadのSafariの画面で、画面下のアイコン「タブ」をタップします。
▶︎ 画面下の「〜個のタブ」や「タブグループの名称」をタップします。
▶︎ メニュー項目が表示されたら、「プライベート」をタップします。
▶︎ 画面右下の文字「完了」をタップします。
▶︎ アドレスバーの背景が黒くなり、「プライベートウインドウ」で表示されていることがわかります。
iCloudのSafari同期の設定
▶︎ iPhone/iPadの標準アプリ「設定」をタップして起動します。
▶︎ アプリ「設定」が起動したら、一番上にあるアップルIDの項目をタップします。
▶︎ アップルIDの項目が表示されたら、項目「iCloud」をタップします。
▶︎ 項目「iCloud」が表示されたら、見出し「iCloudを使用しているApp」の中にある項目「すべてを表示」をタップします。
▶︎ 項目「Safari」が表示されたら、必要に応じてスイッチをオン・オフします。
このスイッチがオンになっていると、同一のアップルIDのiPhone/iPad/MacのSafariのブックマーク・リーディングリスト・履歴・タブグループといった情報が同期されます。
まとめ
iPhone/iPadのSafariで表示したページの履歴を削除したり、履歴を残さずにページを表示する方法を紹介しました。
以下のリンク先では、Macの方法を紹介しています。

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