【無料】iPhone/iPadでPDFにパスワード設定・解除する方法

iPhone ロック 「ファイル」アプリ

iPhone/iPadで、PDFにパスワードを設定・解除する方法を説明します。

パスワードが設定されたPDFは通常は内容が非表示(ロック状態)となり、パスワードが入力されないと表示されません。

iPhone アプリ「ファイル」 パスワードでロックがかかったPDFファイル
アプリ「ファイル」にて、パスワードでロックがかかったPDFファイル

このページの内容は、以下の環境で検証しています。

  • OS:iOS 16.2
  • 端末:iPhone SE(第二世代)
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概要

パスワードの設定は、iPhone/iPadの標準アプリ「ファイル」を使います。

一方、パスワードの解除はiPhone/iPadの標準機能だけではできません。

そこで、3つの方法を紹介するので、必要に応じて使ってください。

  • このページでは、OSの標準機能や無料アプリを使った、無料でできる方法に限っています。
  • パスワードの解除については、無料アプリの印刷機能を使って、パスワードがかかっていないPDFを新たに作成する方法となっています。

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PDFにパスワード設定する方法

▶︎ iPhone/iPadのアプリ「ファイル」をタップして起動します。

iPhone アプリ「ファイル」

▶︎ アプリ「ファイル」が起動したら、パスワード設定したいファイルをタップして開きます。

iPhone アプリ「ファイル」 ファイル一覧

▶︎ ファイルが表示されたら、画面上部のタイトルの横にある下向き矢印のアイコンをタップします。

iPhone アプリ「ファイル」 PDF表示画面

▶︎ メニュー項目が表示されたら、項目「PDFをロック」をタップします。

iPhone アプリ「ファイル」 PDF表示画面 メニュー表示

▶︎ パスワード設定の画面が表示されたら、適当なパスワードを入力して、最後にボタン「完了」をタップします。

iPhone アプリ「ファイル」 PDF表示画面 メニュー表示

▶︎ PDFの表示画面に戻ったら、文字「完了」をタップします。

iPhone アプリ「ファイル」 PDF表示画面

▶︎ ファイル一覧画面に戻ったら、ちゃんと開く時にパスワードを聞かれるかを確認します。

問題なければ、以上で完了です。

iPhone アプリ「ファイル」
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PDFでパスワード解除する方法

一方、パスワードの解除はiPhone/iPadの標準機能だけではできません。

そこで、以下の3つの方法を紹介するので、必要に応じて使ってください。

以下、繰り返しになりますが重要なことなので、注意点を再度掲載します。

  • パスワードの解除については、無料アプリの印刷機能を使って、パスワードがかかっていないPDFを新たに作成する方法となっています。

iPhone/iPadの無料アプリ「PDF Expert」

ここで紹介する方法は、PDFを印刷するときのオプションでファイルとして保存しています。

標準アプリ「ファイル」でも印刷オプションはありますが、ここでファイル保存してもパスワード解除されないので注意が必要です。

▶︎ 以下のリンクをクリックして、アップルのApp Storeからアプリ「PDF Expert」をインストールします。

▶︎ アプリ「PDF Expert」がインストールできたら、パスワード解除したいPDFを開きます。

以下はアプリ「PDF Expert」から開いていますが、アプリ「ファイル」の共有メニューから開く方法もあります。

iPhone アプリ「PDF Expert」 マイファイル画面

▶︎ PDFファイルを開くときにパスワードを聞かれるので、設定しているパスワードを入力してファイルを開きます。

iPhone アプリ「PDF Expert」 パスワード入力画面

▶︎ ファイルが開いたら、画面右上ののメニューを開くアイコンをタップします。

iPhone アプリ「PDF Expert」 PDF表示画面

▶︎ 表示されたメニュー項目の中から、項目「印刷」をタップします。

iPhone アプリ「PDF Expert」 メニュー表示 印刷

▶︎ 印刷の指示画面が表示されたら、画面上部の「プリントオプション」の右横のアイコン「共有」をタプします。

iPhone アプリ「PDF Expert」 プリント画面

▶︎ 画面下からメニュー項目が表示されたら、項目「”ファイル”に保存」をタップします。

iPhone アプリ「PDF Expert」 プリント画面

▶︎ ファイル保存の操作画面が表示されたら、適当な保存場所を指定して、適当なファイル名を付けて、ボタン「done」をタップして保存します。

iPhone アプリ「PDF Expert」 ファイル保存画面

▶︎ ファイルが保存完了したら、アプリ「ファイル」などでちゃんと保存されているか・パスワードなしで開けるかを確認します。

問題なければ、以上で完了です。

iPhone アプリ「ファイル」

Windowsの標準アプリ「Microsoft Edge」

▶︎ Windowsの標準アプリ「Microsoft Edge(以下、Edgeと表記)」で、パスワード設定されたPDFファイルを開きます。

開き方ですが、ファイルの右クリックメニューの「プログラムから開く」から「Microsoft Edge」を指定するのが楽だと思います。

Windows 右クリックメニュー プログラムから開く

▶︎ PDFを開く時にパスワードを聞かれるので、設定しているパスワードを入力します。

Windows アプリ「Microsoft Edge」 PDFパスワード入力画面

▶︎ PDFが表示されたら、①画面右上のメニューアイコンをクリックして、②項目「印刷」をクリックします。

Windows アプリ「Microsoft Edge」 メニューアイコン 印刷

▶︎ 印刷画面が表示されたら、見出し「プリンター」で「PDFとして保存」を指定してから、ボタン「保存」をクリックします。

Windows アプリ「Microsoft Edge」 印刷の操作画面

▶︎ ファイルの保存画面が表示されたら、適当な場所を指定して、適当なファイル名をつけて、最後にボタン「保存」をクリックします。

Windows アプリ「Microsoft Edge」 印刷の操作画面 ファイル保存先の指定

▶︎ ファイルが保存完了したら、パスワードなしで開けるかを確認します。

問題なければ、以上で完了です。

Macの標準アプリ「プレビュー」

▶︎ Macのアプリ「プレビュー」で、パスワード設定されたPDFファイルを開きます。

Mac アプリ「プレビュー」

▶︎ PDFを開く時にパスワードを聞かれるので、設定しているパスワードを入力します。

Mac アプリ「プレビュー」 PDFパスワード入力画面

▶︎ PDFが表示されたら、メニューバーから「ファイル」>「プリント…」を選択します。

Mac アプリ「プレビュー」 プリント

▶︎ プリント操作画面が表示されたら、画面下部のボタン「PDF」をクリックして表示される項目から、項目「PDFとして保存…」をクリックします。

Mac アプリ「プレビュー」 プリント

▶︎ ファイルの保存画面が表示されたら、適当な場所を指定して、適当なファイル名をつけて、最後にボタン「保存」をクリックします。

Mac アプリ「プレビュー」 PDF保存の操作画面

▶︎ ファイルが保存完了したら、パスワードなしで開けるかを確認します。

問題なければ、以上で完了です。

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まとめ

iPhone/iPadの標準機能で、PDFにパスワードを設定したり解除する方法を説明しました。

iPadではPDFにApple Pencil(またはその互換品)でコメントが書き込みできてとても便利ですね!

私はブログのリライトをするときなど記事をPDFに出力して、Apple Pencilで訂正箇所を書き込みするときに使っています。

iPad Air PDF Apple Pencilで書き込み

Apple Pencilをよく使う人は、「ペーパーライクフィルム」を貼ると、コツコツとした音が鳴らなくてオススメです!

私は以下の取り外し可能なタイプをガラス製のフィルムの上に貼っていますが、外すことはほぼないので、最初から貼り付け型でも良かったかな、と思っています。

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