iPhone/iPadで、写真をPDFに変換するメリット・デメリットと操作方法(JPEG/PNG/HEIC/HEIF → PDF)

JPG/PNGをPDFに変換 ファイル操作
更新日:2024年03月27日

投稿日:2023年01月10日

Phone/iPadで、アプリ「写真」の写真やアプリ「ファイル」の画像ファイルを、PDFに変換するメリット・デメリットと操作方法を紹介します。

ここで紹介する方法は、OS標準機能の「共有 → プリント」機能を使うので無料です。

また、画像・写真は1枚だけでも、2枚以上あってもOKです。

このページの内容は、以下の環境で検証しています。

  • OS:iOS 17.4
  • 端末:iPhone SE(第二世代)
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写真をPDFに変換するメリット・デメリット

以下にも書いていますが、複数の写真をまとめてアルバム的に保存したい場合や、パスワードロックを掛けたい場合には、PDF化はおすすめの方法です。

メリット

  • 複数の写真(ファイル)を1つのPDFファイルにまとめられる
  • パスワードロックを掛けて、表示・編集・印刷ができないように設定ができる
  • PDFはファイルの汎用性が高いので、Windows/Mac/iPhone/iPad/Androidなどで標準機能で表示ができる

デメリット

  • 写真撮影時のGPS位置情報やタイムスタンプ情報が失われる
  • 画像編集アプリで編集するには不向き
  • PDFの変換方法によっては、画質が劣化する場合がある
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写真をPDF化する方法

iPhone/iPad(Macも)では、OSの標準機能として、プリント先をPDFファイルに指定することができます。

よって、特別な追加アプリなしで、PNG画像やJPEG写真をPDFに変換することができます。

このページでは、iPhone/iPadの以下2つの標準アプリを使った方法を紹介します。

  • 方法①:アプリ「写真」の写真をPDF化する
  • 方法②:アプリ「ファイル」の画像ファイルをPDF化する

方法①:アプリ「写真」の写真をPDF化する

▶︎ アプリ「写真」を起動します。

アプリ「写真」

▶︎ アプリ「写真」が起動したら、「共有」機能を呼び出しますが、変換対象の画像が1枚だけかor2枚以上かによって、以下のように操作が異なります。

  • 1枚だけ・・・「操作a)」を行う
  • 2枚以上・・・「操作b)」を行う

操作a)

▶︎ 画像一覧の画面で、変換対象の画像をタップする。

iPhone アプリ「写真」
下向き矢印

▶︎ 画面左下のアイコン「共有」をタップする。

iPhone アプリ「写真」

操作b)

▶︎ 画像一覧の画面で、右上のボタン「選択」をタップする。

iPhone アプリ「写真」
下向き矢印

▶︎ 画像が選択可能な状態になるので、対象の画像をタップする。

iPhone アプリ「写真」
下向き矢印

▶︎ 画面左下のアイコン「共有」をタップする。

iPhone アプリ「写真」

▶︎ ここからあとは、操作a)と操作b)ともに、OSの標準機能の「共有 → プリント」を使うので、操作方法は同じです。

よって、操作a)をもとに説明を続けます。

▶︎ 共有の操作画面が表示されたら、画面を下にスクロールして、「プリント」と書かれた項目を探します。

iPhone アプリ「写真」 共有の操作画面

▶︎ 項目「プリント」が見つかったら、タップします。

iPhone アプリ「写真」 共有の操作画面

▶︎ プリントの操作画面に変わったら、画面の上のタイトル「プリントオプション」の右横の共有アイコンをタップします。

iPhone アプリ「写真」 共有の操作画面

▶︎ 共有の操作画面が表示されたら、「”ファイル”に保存」と書かれた項目をタップします。

iPhone アプリ「写真」 共有の操作画面 プリントオプション

▶︎ ファイル保存の操作画面が表示されるので、適当なファイル名をつけて、適当な保存場所を指定したら、右上の文字「保存」をタップして保存します。

iPhone アプリ「写真」 共有の操作画面 プリントオプション ファイルに保存

▶︎ 保存したPDFファイルは、アプリ「ファイル」の「最近使った項目」を開くと表示することができます。

iPhone アプリ「ファイル」

方法②:アプリ「ファイル」の画像ファイルをPDF化する

▶︎ アプリ「ファイル」を起動します。

iPhone/iPad アプリ「ファイル」

▶︎ アプリ「ファイル」が起動したら、「共有」機能を呼び出しますが、変換対象の画像が1枚だけかor2枚以上かによって、以下のように操作が異なります。

  • 1枚だけ・・・「操作a)」を行う
  • 2枚以上・・・「操作b)」を行う

操作a)

▶︎ ファイル一覧の画面で、変換対象の画像をタップする。

iPhone アプリ「ファイル」
下向き矢印

▶︎ 画面左下のアイコン「共有」をタップする。

iPhone アプリ「ファイル」

操作b)

▶︎ ファイル一覧の画面で、右上の3点ドットのメニューアイコンをタップする。

iPhone アプリ「ファイル」
下向き矢印

▶︎ メニュー項目が表示されたら、「選択」をタップする。

iPhone アプリ「ファイル」
下向き矢印

▶︎ ファイルが選択可能な状態になるので、対象の画像をタップする。

iPhone アプリ「ファイル」
下向き矢印

▶︎ 画面左下のアイコン「共有」をタップする。

iPhone アプリ「ファイル」

▶︎ ここからあとは、操作a)と操作b)ともに、OSの標準機能の「共有 → プリント」を使うので、操作方法は同じです。

よって、操作a)をもとに説明を続けます。

▶︎ 共有の操作画面が表示されたら、画面を下にスクロールして、「プリント」と書かれた項目を探します。

iPhone アプリ「ファイル」 共有メニュー

▶︎ 項目「プリント」が見つかったら、タップします。

iPhone アプリ「ファイル」 共有の操作画面

▶︎ プリントの操作画面に変わったら、画面の上のタイトル「プリントオプション」の右横の共有アイコンをタップします。

iPhone アプリ「ファイル」 共有の操作画面

▶︎ 共有の操作画面が表示されたら、「”ファイル”に保存」と書かれた項目をタップします。

iPhone アプリ「ファイル」 共有の操作画面 プリントオプション

▶︎ ファイル保存の操作画面が表示されるので、適当なファイル名をつけて、適当な保存場所を指定したら、右上の文字「保存」をタップして保存します。

iPhone アプリ「ファイル」 共有の操作画面 プリントオプション ファイルに保存

▶︎ 保存したPDFファイルは、アプリ「ファイル」の「最近使った項目」を開くと表示することができます。

iPhone アプリ「ファイル」

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