iPhone/iPadでアプリのダウンロード履歴を確認・非表示(削除)・再表示する方法と注意点

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更新日:2024年03月12日

投稿日:2023年01月23日

iPhone/iPadで、アプリのダウンロード履歴を確認したり、非表示(削除)や再表示する方法を説明します。

ただし、Apple IDの仕組み上の制限で、アプリのダウンロード履歴を完全削除することはできず、非表示で対応することになります。(2023年3月の現時点)

このページの内容は、以下の環境で検証しています。

  • OS:iOS 17.4
  • 端末:iPhone SE(第二世代)
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概要

アプリのダウンロード履歴は「App Store」と「設定」アプリの両方から①確認・②非表示・③再表示できますが、以下の違いがあります。

iPhone 「App Store」 「設定」アプリ
項目「App Store」「設定」アプリ
【アプリのダウンロード履歴関連】
履歴の確認
(アプリのダウンロード履歴の確認)
② 履歴の非表示
(アプリのダウンロード履歴の非表示への切り替え)
×
履歴の再表示
(非表示にしたダウンロード履歴の確認と元に戻す)
×
【その他】
アプリのダウンロード×
このiPhone/iPad上にないアプリの表示×
最初のダウンロード年月日の表示×
アプリの支払額の表示×
アプリの注文番号の表示×
音楽/サブスク/iCloud課金などの表示×

ただ単に、アプリのダウンロード履歴を知りたいだけならどちらでも構いませんが、「App Store」の方が一般的にはよく使われている方法です。

一方、履歴を非表示に切り替えは「App Store」のみ、非表示の履歴の確認と復帰は「設定」アプリのみ、となっているのは、ややこしいところですね。

また、アプリをダウンロードした年月日や支払額は、「設定」アプリからでしか確認できません。

アプリの再インストールや、このiPhone/iPad上にないアプリのインストールは、もちろん「App Store」からしか出来ません。

それから、「App Store」のダウンロード履歴の非表示への切り替えについては、以下の注意点があります。

特に最後の課金については、注意してください!

  • アプリのダウンロード履歴を非表示へ切り替えることはできますが、完全に削除することはできません
  • アプリのダウンロード履歴を非表示に切り替えるためには、あらかじめ対象のアプリを削除しておく必要があります。
  • アプリのダウンロード履歴の非表示・表示の切り替え機能は、iOS 11(2017年リリース)以降・iPadOS(2019年リリース)以降から使用可能です。
  • 有料アプリのダウンロード履歴を非表示にした場合、再ダウンロードは再課金となります。
    • 対処法:非表示にしたダウンロード履歴を表示に戻してから、再度ダウンロードすると、再課金されません。

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① 履歴を確認する方法

履歴を確認する方法は2つありますが、単純に確認するだけならどちらでも構いません。

とはいえ、一般的によく使われるのは【①-a 「App Store」を使った方法】なので、まずはこちらから覚えることをオススメします。

①-a 「App Store」を使った方法

▶︎ 「App Store」を起動して、画面右上の自分のApple IDのアカウントのアイコンをタップします。

iPhone 「App Store」

▶︎ アカウントの画面が開いたら、項目「購入済み」をタップします。

画面「購入済み」が開いたら、画面上部の「すべて」または「このiPhone(iPad)上にない」のタブを、必要に応じて切り替えます。

iPhone 「App Store」

▶︎画面「購入済み」で、アプリの右端に表示されているアイコンは、次の意味があります。

  • ① 雲のアイコン:このiPhone(iPad)には入っていないが、インストールをした履歴がある
    • どういう意味?→ 以前インストールして削除したアプリか、他のiPhone・iPadでインストールしたことがあるアプリ
  • ② ボタン「開く」:このiPhone(iPad)にインストール済みのアプリなので、タップで起動できる
iPhone 「App Store」

▶︎ 「App Store」を使った、ダウンロード履歴の説明は以上です。

ダウンロード履歴を非表示に切り替える場合は、続けて以下の章に進んでください。

①-b アプリ「設定」を使った方法

▶︎ アプリ「設定」を起動して、画面上部の自分のApple IDの部分をタップします。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ Apple IDの画面が開いたら、項目「メディアと購入」をタップします。

画面下部からポップアップメニューが表示されたら、項目「アカウントを表示」をタップします。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ 画面「アカウント」が開いたら、項目「購入履歴」をタップします。

画面「購入履歴」に切り替わると、アプリのダウンロード履歴が表示されます。

「購入履歴」には、iPhone/iPadアプリのダウンロード履歴以外にも、Macアプリやサブスクの履歴も表示されます。

アプリについては、ダウンロードした年月日や支払い料金や注文番号も表示されます。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ 画面「購入履歴」の上部には、日付の範囲を絞り込むドロップダウンリストがあります。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ アプリ「設定」を使った、ダウンロード履歴を確認する方法の説明は以上です。

ダウンロード履歴を非表示に切り替える場合は、続けて以下の章に進んでください。

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② 履歴を非表示にする方法

  • アプリのダウンロード履歴を非表示に切り替えるためには、あらかじめ対象のアプリを削除しておく必要があります。

▶︎ 「App Store」を起動して、画面右上の自分のApple IDのアカウントのアイコンをタップします。

iPhone 「App Store」

▶︎ アカウントの画面が開いたら、項目「購入済み」をタップします。

画面「購入済み」が開いたら、画面上部の「すべて」または「このiPhone(iPad)上にない」のタブを、必要に応じて切り替えます。

iPhone 「App Store」

▶︎ 画面「購入済み」で表示されているアプリの中から、ダウンロード履歴を非表示にしたいものを左にスワイプします。

そうすると、右端に「非表示」と表示されるので、それをタップします。

▶︎ アプリのダウンロード履歴を非表示に切り替える方法の説明は以上です。

非表示にした履歴の確認と再表示の方法は、以下の章に進んでください。

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③ 履歴を再表示する方法

▶︎ アプリ「設定」を起動して、画面上部の自分のApple IDの部分をタップします。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ Apple IDの画面が開いたら、項目「メディアと購入」をタップします。

画面下部からポップアップメニューが表示されたら、項目「アカウントを表示」をタップします。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ 画面「アカウント」が開いたら、項目「非表示の購入済みアイテム」をタップします。

画面が切り替わって、ダウンロード履歴が非表示に設定されているアプリが表示されます。

ボタン「表示をする」をタップすると、元どおり非表示が表示に切り替わります。

iPhone アプリ「設定」

▶︎ 説明は以上です。

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